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2011年07月 アーカイブ

初めまして。

初めまして。


今日から住宅関連のブログ始めました。


どうぞ宜しくお願いします♪


さて、昔は、二階デザイン住宅もなかったんだそうです。


しかし、今日の日本では二階家が全く当たり前のことであり、珍しくも何もなくなったが、明治時代、大正の初め頃までは、二階家というのは珍しいことでした。


二階家と言えぼ、宿屋、料亭、廓、商店、特別なものとして養蚕農家などに限られていた。


敷地の高度利用が要請されていた町家にあっても、ちゃんとした天井高の二階を設けることは少なく、多くは立てば頭のぶつかるような屋根裏部屋で、そこに上がる階段は押入の中のかくし階段でした。


屋根裏部屋は下男、下女などの寝部屋になったが、夏はオーブンのようになった。


町家がこのような半人前の二階しか設けなかった最も大きな理由は、徳川時代の身分規制↓衣・食・住についてのこと細かな厳しい規制でした。


「不似合の家作、今より後、仕間敷事(しまじきこと)」という禁止令にはじまって、軒の高さ、室内造作など事細かに規制されていた。


二階家はこうして実質的に禁止された。


それに加えて防火上、二階では消防活動がしにぐぐな、るというようなことによる町内の圧力、分相応という生活態度をよしとする二階建への自己規制もあった。


縦長の空間

特性として「縦長の空間」ということをあげておこうと思います。


さきにも触れたが、地に這う家では、空間は基本的に横長でした。


水平に目を走らせることがあっても、垂直には目を走らせることはなかった。


三階デザイナーズ住宅は、空間のかたちを変える。


縦長の空間が否応なしに出現してくることになります。


とくに階段まわりなど、そしてファサード(外観の正面姿)において。


ややオーバーになるが、かつて日本人が体験しなかった空間が日常生活の中に現出することになるのです。

三つのフロアー

上の階では得ることのできないものとして何より接地性があります。


接地性というのは、地面に接しているということであるが、一階は敷地内のオープンスペースである庭と連続した唯一のフロアーであることは言うまでもない。


二階以上のフロアーでもルーフガーデン(屋上庭園)やバルコニー、テラスを利用して土に親しむことはできます。


しかし、苔むしたひんやりとした感触は本物の土の庭ならではのことです。


高木を育てうるのも高級住宅の庭です。


このような土の匂いのする地面空間と共存し、連続的な一体性を確保しうるのは、一階に与えられた特権といえる。


この特権をいかにうまく活かしてゆくかが、三階の中の一階を考えるポイントとなります。

直接つながる空間

デザイン住宅の一階はまた外部空間と直接つながる空間です。


外部空間と積極的につなぎたい空間、たとえば店舗などが設けられやすいことになるし、玄関を付けたりするのに一番好都合なフロアーとなります。


逆の見方をすると一階は周囲の都市環境の影響がストレートに伝わり、デスターブされやすいフロアーでもあります。


塀をまわすことでそのデスターブを断ち切る必要も生まれる。


また忘れてはならない最大のメリットとして、災害時における避難の容易さをあげねばならない。


窓を開けれぼすぐに避難できます。


このことはまた逆に見ると、侵入されやすいことであり、盗難防止の配慮が必要になります。

屋上庭園のはじまり

屋上庭園と呼べるものが、この世にあらわれたのはメソポタミア地方におけるバビロニアのものが初めてといわれています。


ユーフラテス川に面した、バビロンの都の王宮に"空中庭園"と称される屋上庭園らしきものがあった。


バベルの塔として知られるバビロンのジグラッドの北に隣接して存在したこの屋上庭園は果たしてどういう経過でつくられたのでしょうか。


定かな説は知られていない。


砂漠の多い風土ゆえの緑への強い回帰性が、庭園を地上から切り離し、緑を空中に持ち上げたのでしょうか。


デザイナーズ住宅にもこんな庭がほしいものです。

都市に住む者

今日都市に住む者にとって、この砂漠の話は決して遠いよその国の話ではない。


われわれもいまやコンクリートとアスファルト砂漠の民となりつつあるからです。


「庭つきの高級住宅がほしい」。


住宅アンケートの第一位を占め続けたこの要求を満たすために、人びとは郊外住宅へと殺到した。


しかし、都市の中で住むには本当に庭はあきらめなければならないものでしょうか。


バビロンの民に学んで、住宅の屋上に庭を持ち上げるということは考えられないでしょうか。


自然と共存できる建物は考えられないでしょうか。


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