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2011年08月 アーカイブ

バルコニーの役割


地に這うような在来デザイン住宅から、空に向けて開いてゆくという住宅像の転換を含んだ三階住宅にとって、バルコニーの役割はきわめて大きい。


バルコニーを介して住空間は輝く空間とつながってゆく。


そのようなバルコニーはまた、外部意匠の最も強いアクセントとなります。


バルコニーがいつ頃から住宅に設けられるようになったかは明らかではない。


古代ローマ時代の貴族の別邸ヴィラー村を言い表わすヴィリッジはここから出たというーにはテラスのあったことは遺跡の発掘やウィトルウィウスの建築書によっても確認されるが、バルコニーについては不明確です。

バルコニーと言えば・・・

バルコニーと言えば、ヨーロッパの劇場の二階、三階などに張りめぐらされた観客席を思い出す人もいるだろうが、そのバルコニーの源流は、中庭を囲んだロの字型の宿屋(二~三階建)であった。


二階、三階の客室は中庭に面する回廊から出入りし、その回廊へは中庭から階段がついていた。


宿屋の中庭にはしょっ中、旅芸人がやって来て寸劇を演じ、泊り客は回廊からそれを見たという。


そしてそれが劇場のバルコニーになったというわけです。


そういえば、新しく建てるデザイナーズ住宅のバルコニーはどんな感じにしようかなあ。

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